野田首相が中国に対して、ジャイアントパンダの貸し出しを新たに要請し、
仙台の動物園の目玉にしようと考えているらしい。
これにより、仙台への観光客を増加させ、
現地の復興支援を行いたい、ということなのであろう。
狙いはわかるし、実現すれば、確かに観光客は増えるだろう。
また、東北エリアに住んでいる人も、近い場所で見ることができ
るようになるし、被災者の癒やしともなると思われる。
しかし、ここで問題となるのが、それがパンダということだ。
パンダを中国から借りようと思うと、年間数億ものお金を
レンタル料金として支払わないといけないのだ。
だからこそ、国内でも見られる動物園は限られているし、
その希少価値も高いのである。
非常に愛らしく、人気が高いパンダであるが、
その実態はとんでもない金食い虫なのである。
この不況の折り、いくら震災復興への助けとなるとはいえ、
そこまでの費用をかけてまで、実現すべきことだろうか。
自分としては、それよりももっと他に手を着けるべきことが
あると思うし、十分な余力がある状態で検討すべきではないだろうか。
それに、国内にすでに何匹かは存在するパンダよりも、
日本ではここでしか見られない、そんな動物を探し出した
ほうがいい気がする。